これはレンズの収まり具合が分かる画像ですね。
真ん中がレンズの裏(大小)とそれに合わせて作った筒です。
裏面から見ていただくとわかりますが、レンズ裏の突起に合わせて切り抜きが結構あります。この突起や逃がし、ネジ穴の位置を確認して、レンズをはめ込めるように、筒を加工していきます。
FRPで作った加工ベースの表面に穴をあけて、レンズの曲面に合わせて筒を入れます。
何か問題は無いか確認。
良さそうなので、反対側に位置を転写します。
ここで問題が発生しました。
複製した表面が高さや奥行き平行などなど、基準を測るのが難しい状態です。分かりやすいかどうかは分かりませんが、物差しをどこに当てたら測れるんだろうという状態です。測るたびに数字が違ってしまうので、すごく困った事になりました。
とりあえず測れるように下面にFRPの板を貼り付ける事にしました。これで作業が進みます。何とかなった…
レンズの基準が出来たので、角度が分かるように直角の金具を買ってきてレンズ枠を固定します。
左右のレンズの位置が合わせられるようになり調整が可能となりました。
色々測れるようになって左右で微調整していきます。
下面に板があることによって、接着前に色々試行錯誤もし易いです。
微調整も済んだので、下地の表面と筒を接着させます。
レンズも入れて、都度確認!
サフェーサーを吹いて面とか修正ポイントを確認中です。
作業をしたら再確認、再チェックを欠かさないです。一つの工程を進めるたびに確認しています。
サフェーサーを吹いた方から白いほうに位置や角度などを反転をしてパテ修正。
反転した方にもサフェーサーを吹いて、左右の原型が出来ました。
やっと引っぺがした裏面と表面を貼り付けられます。
あの時離れ離れになったが、再び出会い、一つになった、って感じですかね。
次回はMotor Parade(モーターパレード) https://www.oo-oo.jp/product/ 様と仮合わせです。
スカイライン テールレンズ 加工 の過去の記事はこちら↓
NO.1 https://icraft.hamazo.tv/e9149733.html