フェアレディZ FRP製ハードトップ ワンオフ製作 NO.5

今回はハードトップ特集です。

屋根と後ろの側の接着が済んだら造形していきます。
屋根の形状からリア周りのツジツマあわせにパテで造形していきます。
屋根のリア周りの造形はゼロから作ったので、何度も微調整をする事により、自然な形で元からあった製品のように見せることが出来ます。

左右のバランスをみながら造形をしていきます。
お客様に確認してもらい、凹み面やパテやFRPに出来たピンホールを埋めて大まかな形が見えてきました。
大まかな形を作る事により、お客様のイメージの実感やこれからの細部の調整がしやすくなります。
何も無い所から作っているので、お客様も欲しいものはあっても実感や現物として車両に付けたときのイメージが沸きづらいのです。
なのでイメージとの相違が無いように確認作業も大切になってきます。

オリジナル車両は水切りの溶接面があり、この車両もピラーにその名残があり、その延長をハードトップにも造形する事になりました。

お客様に水切り風の造形を確認してもらい形状に了承を頂きました。

サフェーサーを吹いてハードトップのアウターの原型が完成しました。
原型→型→製品の順番ですので、折り返し地点です。
フェアレディZ FRP製ハードトップ ワンオフ製作 NO.4の記事はこちら↓
https://icraft.hamazo.tv/e8121569.html

Scroll to top